インフォームド・コンセント
インフォームド・コンセント( informed consent )というコトバをご存知でしょうか?
主に医療の業界で使われる言葉で、
「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念とwiki等には書かれていますが、
身近なトコロで言えば、
『 この薬は風邪の症状に凄く効果がありますが、副作用で眠くなるコトがあります。それでも宜しいでしょうか?』
と、薬局でアリそうな会話も実はインフォームド・コンセント。
カンタンに説明すると、
合意を得る前に作用(プラス面)と副作用(マイナス面)をシッカリ伝えるコト。
医療ダケでなく、どの業界でも当然のことですが、
良いコト(+)ばかり並べて、
起こりうる悪いコト(−)の説明をスッパ抜くのはどうもいただけません・・・ね。
ヽ(´o`;
さて、
前置きがカナリ長くなりましたがココからが本題。
前回の投稿でも書きましたが、
3〜40代ターゲットの女性誌に“ 黒髪 ”というキーワードがやたらと目につきます。
最初に言っておきますが、
ナカムは雑誌や特集、記事をバッシングしたいワケではありません。
“ 黒髪 ”全てを否定するワケでもなく、
むしろデザインされた黒髪はアリだと考えています。
時代的にもこれからは、
“ インテリジェンスで知的な、より洗練された大人の女性像 ” がキーワードになり
それを実現しつつも、個性を表現できる様なヘアカラーが今後、美容室には求められると思います。
話を戻しますが、
コレは個人的な感覚や感覚ではなく、あくまでヘアカラーの専門家としての意見ですが、
“ 黒髪 ”というキーワードが多く見られる記事を 読んでいて圧倒的に足りないモノがあります。
それが・・・
“ 黒髪 ”にするコトに対する インフォームド・コンセント です。
ヘアカラーの専門家としてのホンの微々たる知識ですが、
皆さんの大切なお客様がもし“ 黒髪 ”をオーダーされた際に
“ 黒髪 “に対するプラス面とマイナス面を ゼヒ両面からお伝えして頂けたら嬉しいなと思い・・・
テーマはあえての…
【 “ 黒髪 ”にご注意 】 で。(笑)
1人でも多くの方に見て頂きたいので、
記事に関してははシェアも転載(コピペ)もフリーにさせて頂きます。
ナカム的ショート連載になりますが、どうぞお付き合い下さい。
色染師ナカム こと 中村太輔
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