夜空に浮かぶ月のごとく。

夜空に浮かぶ月のごとく。

僕の考える カラリストのベクトルとは、
カラリストが 世間・業界に認知され、
スタイリストとの リアルコラボレーションによって
美容業界・一般に 今以上に 刺激を与え、
単独で仕事(独立・SHOW)ができ、活躍できる環境をつくり
世の中の(特に日本の)女性に
もっとハッピーになってもらえるようにすること。

アメリカはすでに そういう状況ができています。
日本の美容は アメリカに30年遅れているとよく言われますが、
ここ近年で 急激にその差は縮まっています。

しかし、
アメリカですら ヘアカラーが認知されるのに20年。
60年代から存在するヘアカラリストが
社会に認知される意味で 確立したのは80年代。
伝統ある職業として『 アーティスト 』と 呼ばれるようになったのは
90年代に入ってからだそうです。

ヘアカラリスト が カラリスト になり
カラーデザイナー へと進化し、強く認知されること。

僕にとってはまず、そこがファーストステップ。

“ 誰も見たことのない世界 ”を目指しているのではありません。

夜空に浮かぶ月のごとく、
僕には ビジョンがはっきりと見えています。

コレは、ナカムが28歳の時。

ラフォーレ原宿(ラフォーレミュージアム)にて
カラリスト初の単独ヘアショーをさせて頂いた時に

エンドロールでスクリーンに流したメッセージです。

あれから まもなく10年。
先日のスーパームーンや月食を見ていてふと思い返したコトバ。

想いを新たに一歩づつ確実に。

粛々と前に進みたいと決意を新たにした夜でした。

色染師ナカム こと 中村太輔

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