ハイライトは流行っていない?
ハイライトは流行っていない?
先日、お客様から面白い事を聞きました。
そのお客様は 別のサロンに カットのお気に入りの美容師さんがいて、
ナカムのところには ヘアカラーのみで御来店頂いているのですが、
『○○さん、今時 ハイライトなんて流行ってないんだから やめた方がいいよ。』
そのお客様は 別のサロンに カットのお気に入りの美容師さんがいて、
ナカムのところには ヘアカラーのみで御来店頂いているのですが、
『○○さん、今時 ハイライトなんて流行ってないんだから やめた方がいいよ。』
こんな会話が あったそうです。
色染師ナカムからすると 非常に興味がある内容と同時に、
はたして“ ハイライトやローライト ”は流行物だったのか??
そのような疑問が浮かびます。
今日は、《 ハイライト&ローライト 》についてのオハナシ。
そもそも何故?
“ ハイライト や ローライト ”などのテクニックを使うのでしょうか?
(恒例ですが・・・)
色の基礎知識として、
《 明るい、色味の強い色は 手前に飛び出て見える効果があり 》
《 暗い、色味の濁った(くすんだ)色は 後ろに引っ込んだように見える効果がある 》
事を覚えておいてください。
そう、まさに
“ ハイライト や ローライト ”は 人の目の錯覚を利用して
ヘアスタイルに 凹凸感を加える技術 と言えるのでないでしょうか。
そして、付加価値的な効果として 部分的に髪の明るさが変わることにより、
軽さや 柔らかさ が表現できたりと・・・・。
結果として
ヘアスタイルに躍動感がうまれ、
動き(毛流れ)や 立体感(奥行き)を与える効果があるのですが、
世間一般的(美容師を含む)には、
間違ってはいないのですが・・・
“ 単に筋状のメッシュを入れるカラリング ”と
誤解している方が多いのでないかと思います。
ヘアスタイルは立体です。
アジア系の(黒髪)硬くて多くて太いと言われる髪質を
(ゼッペキなどの骨格的なコトも含め)
立体的で 柔らかい雰囲気のヘアスタイルに仕上げる
日本のカット技術は 世界トップレベルと言って間違いはないでしょう。
しかし・・・
その世界屈指の技術を持って創られたヘアスタイルを
一色ベタ染めで 全て同じ色に染め上げ
平面的(フラット)に見せてしまっている事が多く見られます。
ヘアカラーにおいて プロの美容師でさえ
《 黒髪では重く見えるから 明るくする 》程度の認識しかされていない事が
実の現状なのかもしれません。
ヘアカラーのプロとしての視点で 語らせて頂きますと
部分的に明るい(暗い)色をヘアスタイルに差し込むことにより、
ヘアスタイルに凹凸感と
柔らかさ(硬さ)等の 髪の質感を 更に効果的に表現するための手段が
《 ハイライト & ローライト 》なのです。
《 ハイライト や ローライト 》とは
結果的に 筋状のカラーが髪に入りますが、
決してメッシュ的な表現だけではないという事が ご理解頂けましたでしょうか?
ヘアスタイルが立体である以上。
そして 髪の質感が 部分的に違うと言うことは
それが より効果的にヘアカラーで表現されるためには
流行云々でなく
《 ハイライト&ローライト 》は不可欠なものと
色染師ナカムは考えています。
確かに一時期的ほど《ハイライト・ローライト》と聞かなくなりましたが、
それは流行とは別の所に原因があり、それは またの機会にでもアップしますね。
一色ベタ染めで 全て同じ色に染め上げ
平面的(フラット)に見せてしまっている事が多く見られます。
ヘアカラーにおいて プロの美容師でさえ
《 黒髪では重く見えるから 明るくする 》程度の認識しかされていない事が
実の現状なのかもしれません。
ヘアカラーのプロとしての視点で 語らせて頂きますと
部分的に明るい(暗い)色をヘアスタイルに差し込むことにより、
ヘアスタイルに凹凸感と
柔らかさ(硬さ)等の 髪の質感を 更に効果的に表現するための手段が
《 ハイライト & ローライト 》なのです。
《 ハイライト や ローライト 》とは
結果的に 筋状のカラーが髪に入りますが、
決してメッシュ的な表現だけではないという事が ご理解頂けましたでしょうか?
ヘアスタイルが立体である以上。
そして 髪の質感が 部分的に違うと言うことは
それが より効果的にヘアカラーで表現されるためには
流行云々でなく
《 ハイライト&ローライト 》は不可欠なものと
色染師ナカムは考えています。
確かに一時期的ほど《ハイライト・ローライト》と聞かなくなりましたが、
それは流行とは別の所に原因があり、それは またの機会にでもアップしますね。
色染師ナカム こと 中村太輔
0コメント